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併読が正解、南極もの2冊!

映画、「南極料理人」を見て、その原作を読みはじめた。が、途中、何度も出てくる「不肖・宮嶋」の記述。著者はお勧めしないと書いているが、いっしょに併読した。いっしょに読むと、同じ時期、同じ場所を体験しながら、それぞれの目線の違いがわかり楽しく読めた。


宮嶋 茂樹,勝谷 誠彦
新潮社
発売日:1998-05

『面白南極料理人』 (新潮文庫)にあまりにも登場する、「不肖・宮嶋」。そこで、本書と併読したが、これがおもしろかった。何度も声を上げて笑ってしまう。「不肖・宮嶋」ワールド。「イヤーな予感」が何度も出てきて、その予感以上の過酷な状態へ不肖・宮嶋は突っ込んでいく。

日本の下層社会

ずいぶん昔から何度か読んでおります。
潜入取材モノの元祖といっていいでしょう。
さまざまな最下層な人々に接し、取材をしてます。
明治のスラムの様子がよくわかります。

せどり男爵数奇譚 (ちくま文庫)

「せどり」というと古書店で掘り出し物を見つけて、それを他の古書店で売るというイメージから、せこそこしたかんじなのかと思ったけれど、本書に登場する「せどり男爵」はスケールが違う。けっこうおもしろかったです。

ビートルズ・ランチ

僕が関わったイベントによくいらっしゃる男性がいる。
顔なじみになって、名刺交換をすると、文化出版局の鈴木さんという方だった。
その後、またイベントでお会いしたとき、本を貰った。
それは昭和30年代のメンコの本でこれが実によかった。


そんな鈴木さんからランチに誘われた。
新宿NSビルにある「ROSE & CROWN」。
お店のBGMはビートルズ。彼曰く「ビートルズ・ランチ」だそうで、とにかく60年代の洋楽を中心に話を聞かせて貰った。
なにせビートルズをリアルタイムで聴いている世代の話はいろいろとおもしろい。

$下関マグロの日記-トルコライス 780円

$下関マグロの日記-トルコライス

トルコライスを御馳走になり、さらに『アナログレコードジャケット』 (京都書院アーツコレクション)という著作までいただき、恐縮。
帰り際、鈴木さんが最近、寝る前によく聞いているCDを教えてくれた、それはこの本の中にもあるボブ・ディランの「ハードレイン」。さっそく僕も家に帰りその音源をさがしてみた。そして久しぶりに聞いた。いいねぇ。。。。
めんこ―昭和30年代ノスタルジック・ワールド (京都書院アーツコレクション)/鈴木 佳行

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Hard Rain/Bob Dylan

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<この記事はミクシィ日記2010年07月16日より転載しました>
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