併読が正解、南極もの2冊!
映画、「南極料理人」を見て、その原作を読みはじめた。が、途中、何度も出てくる「不肖・宮嶋」の記述。著者はお勧めしないと書いているが、いっしょに併読した。いっしょに読むと、同じ時期、同じ場所を体験しながら、それぞれの目線の違いがわかり楽しく読めた。
『面白南極料理人』 (新潮文庫)にあまりにも登場する、「不肖・宮嶋」。そこで、本書と併読したが、これがおもしろかった。何度も声を上げて笑ってしまう。「不肖・宮嶋」ワールド。「イヤーな予感」が何度も出てきて、その予感以上の過酷な状態へ不肖・宮嶋は突っ込んでいく。