かやくうどん
近所の「さぬき家」という店に行ってお昼を食べた。
この店は窓側に向いたカウンターがあり、外の道から食べているものがよく見える。
以前からこの店のメニューで気になっていたものがあった。
肉や野菜、海老などが入ったうどんである。
で、店に入ってメニューを見たが、どうも思い当たるものがない。
そこで、店のおばちゃんに聞いてみたら、
「ああ、かやくうどんですね」
とのこと。あれはかやくだったんだ。
かやくというと蒲鉾とか椎茸を連想するけれど、ここのは野菜などもたっぷり入ったかやくである。
「かやく」は「火薬」ではなく「加薬」と書く。
加える具なので、なんでもいいわけである。
で、やってきた「かやくうどん」。汁は透き通っているが、関東人に合わせて塩が強めにしてあるのだろうか、少ししょっぱかった。
うどんは、コシがあってつるつる。
ただ硬いだけのうどんは苦手だが、ここのはそうではなさそうだ。
ランチはいなり寿司もついたりして、西日本テイストである。
またいってみよう。
