多摩美術大学
昨晩は多摩美術大学の授業に参加してきた。
映画評論家の大久保賢一氏の授業である。
といっても大久保先生から誘われたわけではなくて、
この授業は、学生が担当していて、僕はそこの女子大生から誘われて、
この授業のトークゲストのような立場で参加してきたのだ。
教室は映像システムの揃ったいい教室。
テーマはフェチ映像とのこと。
今は学生がフェチについてお勉強する時代なんだねぇ。
で、学生が秋葉原で買ってきたというフェチ映像などを流し、僕が解説。
フェチ工房の映像なんかがあっておかしかった。
というか、それ以前に授業をする彼女たちが全身タイツなのである。
デパートメントHで大森アリス氏たちのゼンタイを見て、驚いたのはもう10年以上も前のことだけど、それが今日、女子大生が自ら全身タイツを身につけ、授業を行おうとは、予想もしなかった。
それから、映画『タクシデルミア~ある剥製師の遺言~』の一部を鑑賞。これも学生が選んだ映像。
僕は、世の中でいちばんフェチなのはインド映画であるとか、アメリカの映画製作倫理規定いわゆるヘイズ・コードの話などをした。
うまくまとまらないままだったけど、大久保先生が最後にうまくしめてくださった。
楽しい授業だった。学生ともっといろいろ話せるかと思ったが、授業が終わるとみんなさっさといなくなり、ひとり上野毛駅へ。
それにしても上野毛駅から帰宅するまでの電車の乗り継ぎには少々とまどった。